(はじめに)
コロナウィルスの影響でしばらくの間、ハリアー(60型)での不要不急のドライブは控えていました。
緊急事態宣言も解除という事なのでそろそろ良いかなと思い、少し遠出のドライブをしてみました。行先は三島です。
(なぜ三島か)
最初は三島ではなく箱根にいくつもりでした。政府発表によれば6月末くらいまでは不要不急の外出は控えた方がいいという事なので、同じ神奈川県内だったらまぁ良いだろうと言う考えでした(私は神奈川県在住です)。そんな訳で箱根に向かって小田原厚木道路を走っている時に知人から電話がありまして、
「箱根に行くならその先の三島まで行って来たら?箱根新道から芦ノ湖に降りる道を曲がらずに直進すればすぐに三島だよ。三島は大人の半日ドライブにはちょうど良い街だよ」
と教えられたので、そのまま三島まで行ってみる事にしました。
本当は不要不急の用事で県境を跨ぐ事は決して褒められた事ではありませんが、でも三島ならほぼ神奈川県みたいなものだしまぁいいか。
(個人的には「三島沼津~伊豆半島は実質、神奈川県だ」と勝手に思っています)。
(そして三島到着。駐車。)
三島にはすぐに付きました。言われた通りに箱根新道を登って下れば「もう三島」という感じです。
まずは三島大社に参拝と思っていたので、ハリアーは三島大社の近くの有料駐車場に駐車。
ここなら一日停めて770円。
三島界隈の駐車料金の相場は一日停めて770円が相場なのでしょう(都心のほぼ1/4ですね)。
有料駐車場の停車すれば心置きなく市街地を散策する事ができます。
(三島大社に参拝)
そんなこんなで安心して三島大社に参拝です。三島大社には過去に何度か参拝しています。過去にお願いしたお願い事の顛末のご報告とお礼を込めて参拝させていただきました。
(三島市街地について)
その後、三島市街を散策。伊豆箱根鉄道の駿豆線沿いの散歩道を歩いてみました。伊豆箱根鉄道駿豆線は川沿いを走り、せせらぎの音涼しく、高架のおもかげ美しい線路です。学校休校の最後を楽しもうとしているのでしょうか、若いカメラ小僧さんが何人か同じようにカメラ片手に散策していました。
私も若者に混じって良さそうな風景を撮影。
(三島由紀夫について)
ちなみに「三島」と言う言葉で一番に連想されるのは、「三島」違いで作家の「三島由紀夫」だと思います。「金閣寺」「潮騒」で有名な作家で海外からの評価も高い人ですが、この「三島由紀夫」という名前はペンネームです。由来は所説あるようですが、有力な説としてはここ「三島市」からとったという説です。
三島市からは富士山が実によく見えます(今回は画像がありません)。三島から富士山の雪がとても綺麗に見えたから「由紀夫」。
おそらくですが、その時の三島由紀夫は三島駅からこの伊豆箱根鉄道駿豆線で修善寺まで向かおうとしていたのだと思います。
三島からだとこの伊豆箱根鉄道駿豆線の終点が修善寺です。料金は510円。過去に何度か乗った事がありますが、電車から伊豆の山々が見えてとても楽しい路線でした。
また行ってみたいと思います。
知らない人はいないと思いますが一応本の紹介もしておきます。
(三島でお昼ご飯)
お昼はお蕎麦屋さんで三島名物「きのこそば」。
私はこの「きのこそば」が大好きなんですよ。三島から西伊豆全域にかけてのお蕎麦屋さんには必ずあるメニューです。
三島の「きのこそば」は干し椎茸を煮戻したものをそのまま入れています。これが何とも風味がよく、とても懐かしい味です。
ちなみにこの「三島のきのこそば」。いつもは三島駅の立ち食い蕎麦屋さんの「きのこそば」を食べるのですが、今日は市街地でたまたま前を通ったお店(無限庵)に入ってみました。
これで800円。野菜天ぷらも2品ついて実に良心的なお値段です。味も美味しいお店でした。
(再び三島市街を散策)
その後もしばし、散策して戻ってきました。三島市の市街地は歩いていてとても楽しい街です。伊豆半島の入口という交通の要でしかも三島大社もある観光地でもあります。三島市には箱根に連なる山間部もあって、平野面積は限られているのに人口は10万人を超えます。そのせいか商店街もいまだに健在で、いろいろな店があります。
自宅からの距離にもよりますが、中年の1人ドライブとしてはとても良い場所です。
またふらっと来てみようと思いました。
(そして帰路)
帰路は東名で戻ってきました。
松田のSAでしばし休憩。
まだ東名は空いていました。
経済が本当に回復するまでにはもう少し時間がかかりそうです。
コメント