ハリアーのフロントのロゴについて。もしクラウンから王冠を外したら?

新型ハリアー

新型ハリアーのフロントから「ハリアー(鷹のマーク)」のロゴがなくなるという事にについて考えてみました。以前の日記の続きです。

そもそもロゴとは何の為にあるのかといえば、一目で「そのブランドだ」と判別される為にあります。

今回、「ブランド」について考えてみようと思い、昔読んだ本を読み返してみました。

その本には「そもそもブランドとな何?」という疑問についてこう書いてありました。

フィリップコトラーはもっともベーシックな定義で「製品サービスの名前であり、意味であり、サインであり、シンボルであり、それらのコンビネーションで、消費者が判別でき、選択できるためにある」と言っている。

「コーポレートブランドと製品ブランド -経営としてのブランディング- 簗瀬允紀著 創成社より

例えば、トヨタにはクラウンという車種があります。説明するまでもありませんが、裕福な立場の人達をターゲットとして販売されている車種です。

「いつかはクラウン」の有名なキャッチコピーの通り、ある程度の地位に上り詰めた人が買う車とされていています。

世間の人が見たらすぐに「あ、クラウンだ」「あの人はクラウンに乗っている」という評価されるまでの「ブランド」にいなっています。そしてその「ブランド」のシンボルがあの「王冠」のマークです。

「クラウン」という車名と「王冠」のロゴが合わさって一つの「ブランド」になっています。

ハリアーの「鷹(チュウヒ)」のマークも今やブランドのロゴとして成長しつつあったと私は思います。そのロゴが付かないとなると「やばい、買わなきゃ!」という気持ちが起きないのです。

例えばクラウンがモデルチェンジをし、新型クラウンから王冠マークがなくなった事を想像してみてください。たぶん既存車のオーナーは、やはり私と同じような印象を持つのではないのでしょうか?。

「なんかピーンとこない。少し様子を見よう」と。

他の事例を上げるとすると、以前、日産がスカイラインのモデルチェンジの時にシンボルだった「丸いブレーキランプ」を止めた事があります。やはりあの時もちょっとした騒ぎになったと記憶しています。この記事を書くにあたり、スカイラインの公式ウェブサイトを見てみたら、あの丸いブレーキランプがまた復活していたと知りました。

どうもハリアーのフロントロゴもそうなるような気がしてなりません。

というか私が勝手にそう思おうとしているだけかもしれませんが。

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