ハリアー(60型)のアイドリングストップについて書きます。
もう1年半を超える期間を乗っている私のハリアー(60型)ですが、アイドリングストップについて考えた事はありませんでした。理由は後述します。
そもそもアイドリングストップ機能とは
そもそもアイドリングストップ機能とは「エンジンが作動中のまま車が停止している状態」のことです。赤信号や渋滞などで車が停止している時に、自動的にエンジンが停止する仕組みになっています。車が止まっている時は燃料が消費されないので、燃費が良くなる機能と言われています。ちなみにハイブリット車にはついていません。ガソリン車のみです。
ちょっとわかりにくいのは・・。アイドリングストップのONとOFFという事。
ハリアーの場合(他のトヨタ車の事は知りません)、アイドリングストップのスイッチはそもそも「オン」になっています。
ドライバーがやる事は「オン」になっているアイドリングストップ機能のスイッチを「OFF」にするのかどうかという事になります。
ここが紛らわしいですね。
他のブログサイトをみてもここが解りにくい。
他のブログやサイトを見ても「アイドリングストップ」を「ストップ」するという事が紛らわしくて解りにくい表記になっています。
このブログで解りやすくアイドリングストップのONとOFFを整理しておきます。
ハリアーのアイドリングストップ機能を切れば
ハリアーのアイドリングストップ機能を切れば(OFF)
ハリアーのアイドリングストップ機能を入れると(ON)
では試してみよう!アイドリングストップのONとOFFの実演
では早速ですが試してみましょう。
アイドリングストップ機能をが作動している状態(ON)
今この表示でアイドリングストップは機能しています。
「踏み込み」が浅いと「ブレーキを踏め」という案内がでる。
走行状態から停止してブレーキの踏みが浅いと
このように「ブレーキを踏め」と指示が来ます。
指示どおりに「ブレーキを強く踏むと」
指示通りにブレーキを強く踏むと、アイドリングストップ機能が作動しました。
これでエンジンは動いているけど燃料は送られていません。
いよいよアイドリングストップを解除(OFF)
ハンドル横のボタンを押してアイドリングストップを解除(STOP)
アイドリングストップの「A-off」ランプが点灯
アイドリングストップ機能をストップ「A-offマーク」が点灯します(くどいようですが「A-off」とは「アイドリングストップ機能を止めた状態。まぎらわしいですね。)。
これでもうブレーキを踏んで車が停止してもアイドリングストップにはなりません。燃料はエンジンに流れている状態です。
都市伝説 「アイドリングストップの弊害」という噂について。
さて、アイドリングストップにはいくつかの噂があります。
アイドリングストップが作動するとエアコンも止まる?
アイドリングストップが作動するとエアコンが止まるというと話があります。
これに関しては正解ですが、ハリアー(60型)の場合は暑い夏でも寒い冬でも問題ありません。
エアコンの強弱によってアイドリングストップが止まってくれるからですす。
燃費がよくなる?
アイドリングがストップしているのだから「燃費は良くなる筈だ」当然思うところです。
が、実はこれに関しては解りません。測った事がないからです。
過去に記事はこんな感じ。
過去に何度か燃費を計測しているのですがアイドリングをON/OFFまで気にした事がありません。高速道路を移動している記事が多いので、アイドリングストップの状態はあまり関係ないのです(渋滞している道を移動する時は、100%仕事中か家族を乗せて移動している時で「燃費」にまで気持ちが向かないのです・・笑)。
ただ理論上は燃費は良くなる筈なので、影響はあると思います。
タイミングベルトが劣化しやすい。
アイドリングストップはこまめにエンジンが止まったり、動き始めたりするのでタイミングベルトには余計に衝撃がかかり、結果として劣化が早くなると言われています。
が、これも解りません。資料がありません。
私も今のハリアーをどれくらい乗り続けるかどうかは解りませんが、タイミングベルトを変更するまでは乗らないとは思います。
もしディーラーの人と話す機会があれば聞いてみます。
バッテリーの劣化が早くなる。
アイドリングストップ機能はバッテリーの寿命を縮めるという噂もあります。
これもタイミングベルトと同じです。データがありません。もし乗り続けてバッテリー交換をする事があったら、記事にしてみようと思います。
乗り心地はよくなる。
アイドリングストップは乗り心地をよくするという噂もあります。これは確かにあります。
もちろんアイドリングをしていてもさほど振動を感じないので、乗り心地が悪いとは感じませんが、アイドリングがストップすると静かになる事は確かなようです。
寝心地もよくなる・・・。
先日も家族を乗せてなが~い渋滞とノロノロ渋滞にハマってしまったのですが、運転する私をよそに家族が全員グッスリ寝入っていました。今にして思えば考えてみれば、あれはアイドリングストップによる静粛のおかげだったのだと思います。
運転席での昼寝が確かによくできている。
ちなみに私はよくこのハリアー(60型)で昼寝をしているのですが、実によく眠れています。この事もアイドリングストップのおかげなのかもしれません。他の車ではこうはいきません(会社を営んでいるので営業車は複数台あります)。
寝心地については過去にこんな記事を書いています。
最後に このアイドリングストップはガソリン車のみ。
アイドリングストップは基本的にはガソリン車のみの設定です。
ハイブリッドにはついていません。そもそもハイブリッド車は走行中に自動的にエンジンを切ったりするのでアイドリングストップは必要ありません。
少なくともハイブリッド車にアイドリングストップが付いている事例を知りません。
(例外が沢山あったら、ごめんなさい!)
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